
多重安全式乾燥器 MSO型
溶剤や化学薬品を始めとする危険物の乾燥又は熱処理の安全性に考慮した装置です。 従来の熱風循環式乾燥器では、処理品から発生した可燃性ガスが排気されず循環する事で、槽内のガス濃度が上昇し、爆発・燃焼を起こす危険があります。 多重安全式乾燥器は送風ファンにて外気を導入、加熱部へ送風し常時換気を行いながら乾燥・熱処理をすることで、可燃性ガスの濃度上昇を抑制し、爆発・燃焼を未然に防止します。仕様概略

特徴
安全への提案- 可燃性ガスの濃度上昇を抑制する常時換気機構。
- 独立した熱風発生装置により循環経路から着火源を除去。
- 処理前後に残留ガスを除去するプレパージ・アフターパージ機構。
- 万が一の爆発時にも放爆扉が圧力を解放。
- 液晶タッチパネルによる対話式オペレーション。
- メンテナンス性を考慮したモーター直結ファン。
- 棚板は30mmピッチでセットアップの自由度が向上。

カラー液晶タッチパネル計装
主な用途
- 化学:次世代電池の温度評価、熱硬化型樹脂の硬化エタノール等の溶剤除去
- 半導体・液晶:液晶コーティング剤の乾燥・評価、基板洗浄後の溶剤乾燥
- 自動車:部品塗装後の乾燥、接着剤乾燥、部品洗浄後の乾燥
- 素材関連:金属粉に含有するアルコール乾燥 その他
おすすめの業界
化学・石油、半導体・液晶、自動車、他フローシート

- 外気を送風ファンより導入。
- 槽内を換気後、ヒーターが起動。(プレパージ機構)
- 通常は一部は循環し、一部は排気。
- 循環ファンにて一部循環させる事で、温度分布を向上。
- 万が一の場合は放爆扉にて圧力を開放。
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